2022.12.14
三木 潤子 様からの応援メッセージ
内観療法を長年にわたり実践されてきた臨床心理士の三木潤子様より、応援メッセージをいただきました。内観療法は、浄土真宗の「身調べ」をもとに開発された日本発の心理療法です。以下に掲載させてさせていただくとともに、ご支援に厚く御礼申し上げます。宮田裕光
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「東洋の様々な実践が心と身体に及ぼす効果を科学的に明らかにする研究」をぜひ頑張っていただきたいと思います。
私は37年間、内観研修所で内観療法を行ってまいりました。その実践の中で内観療法が心身に及ぼす効果を目の当たりにしてまいりました。
しかし中々科学的な研究がすすんでいない現状がございます。欧米の心理療法の言葉では表現、説明しつくせないことも多々ございます。
内観療法と並んで森田療法も日本生まれの心理療法として知られており、その2つを合わせた教育法として「建設的な生き方」もございます。鍼灸や指圧などからヒントを得て医師が編み出した「操体法」という施術法もございます。
坐禅、滝行や山伏修行など日本古来から伝わっているものも多くあります。
東洋に、日本に私の知らない優れたものが他にもたくさんあると思います。それらの効果を科学的に明らかにできるなら、その恩恵に支えられる方は少なくありません。
私は臨床心理士として欧米の心理療法についても学んでまいりました。欧米にもすぐれた心理療法もございます。それを使ってカウンセリングも実施しております。
しかし、それに劣らぬ東洋の、日本の療法も多くあります。
宮田先生のご研究が益々発展されることを願っています。応援しております。
(臨床心理士 三木潤子 様より)
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